Sunday, February 27, 2011

本の重み

最近、本を購入しても値段相応という価値が感じられない。
それだけ感受性が鈍っているのかもしれないが、やはり本の内容が薄っぺらくなっていることが多い気がしている。

HowTo本はほとんど読まないけれど、普通の本だと思って買ったものが、実は内容がそれに近いという経験も多い。
書いている作者が無意識のうちに、表現したいことがHowTo情報よりになっているとしたら怖いことである。
どれを読んでも、金太郎飴のように押し付けられたノウハウでなく、考えさせてくれるような本に出会いたい。

Tuesday, February 15, 2011

デザインとコストの意識

テレビはあまり見ないほうなのだけど、昨日のプロフェッショナル 仕事の流儀はつい最後まで見てしまった。
デザイナーの石岡瑛子さんを取材した内容で、とことんまでその細部にこだわりつづける姿勢に圧倒された。

番組では、71歳という年齢を感じさせないということを強調していたが、それよりそのキャリアと年齢だからこそ
こだわることの価値がますます滲み出てくる気がした。

若い人で経験が少なければ、こだわりはそれくらいにしてコストを意識しろと言われたら、徹底的に反抗するか、
すごすごと引き下がるかというケースが大半ではないかと思う。自分の主張と周囲のバランスをとり、そのぎりぎりまで
引き下がらない。

そうだ、これまでにはこんな方法があったよと、久々に気付かされた。
採用か不採用、一番とそれ以外、何か最近のロジカルに決めないといけない風潮をこんな目で見直すのも悪くない。

Thursday, February 3, 2011

ルーチンワークの賞味期限

毎日同じルーチンワークの中に自分を埋没させるのは、危機だという意識をもつべきだと思う。
そのワークがうまくいっているうちは良い。けれど、山登りと同じで気持ちの良い頂上に長く留まっていて、
下山時間がなくなったらどうなるかを意識すると、さっさと行動にとりかからないと助かるすべはないことに気がつく。

ベンチャー企業は未踏の領域で活路を見出すことが使命だけれど、生き残るための自律行動がないと難しい。

Wednesday, February 2, 2011

久しぶりにブログ

自社製品のスマートタップUWmeterを使って、会社の中の色々な機器の電力の測定を始めた。
電力が変化しないものを測定してもなかなか興味が湧いてこないが、機器の操作によって電力の値が
変わったり、使用時と待機時で変動があるものは、なかなか面白い。

計測するだけであれば、単調である。
面白くやることが継続する近道なので、どうやったら楽しいことができるかを考えてみたい。
でもやはり、自分だけで盛り上がっていてもつまらないので、他人を巻き込むのが良さそうである。