Wednesday, April 7, 2010

桜と出店

今日は春らしい日よりで、自転車でオフィスまで来た。
五条川の堤防沿いの遊歩道を通って来るが、今年は桜が寒さのせいか長持ちして美しい。
桜はすばらしいが、普段なにもない遊歩道に出店がならんでいるのに閉口した。

自転車で走りにくいということではなく、せっかくの景観が台無しという意味である。
桜を見に訪れた人は、桜が写ったり、花びらが舞い散る川面を見るかわりに、
お店の看板やテントや売り物を見ることになる。

1年に一回しか咲かない桜を見れないことに鈍感で、
食欲を満たしたり、賑やかならいいという方向に走ってしまう人間の姿が、
何か日本の経済というか最近の動きを象徴しているようで悲しい。